犬のおやつ、何をどれくらいあげていい?

愛犬の喜ぶ姿を見ると、ついついあげたくなってしまうおやつ。

愛犬はおやつが大好きですからね!

しかし、あげすぎると肥満につながり、健康を害してしまいます。

いくら健康に良いご飯をあげていても、おやつをあげすぎていたら本末転倒です。

健康で長生きしてほしいですよね!

おやつはコミュニケーションにもなりますから、日々の生活にうまく取り入れていきましょう!

大好きなおやつ、1日にどれくらいあげていいの?

犬におやつを与える頻度や量は、その犬の年齢、体重、健康状態、そして与えるおやつの種類によって異なります。一般的な目安としては、健康な成犬には1日に数回、合計して10%未満の食事量のおやつを与えることが推奨されます。しかし、それでも犬の個体差や活動量を考慮する必要があります。また、おやつは犬の食事とバランスがとれていることも重要です。最良の方法は、獣医師に相談して、あなたの犬に最適な食事プランを作成することです。

犬に与えてはいけない注意すべき食べ物は?

犬に与えてはいけない食べ物はいくつかあります。以下のものはくれぐれも与えないよう注意して下さい。

  1. チョコレート:テオブロミンという成分が含まれており、犬にとって有毒です。
  2. キャンディーやガム:キシリトールという甘味料が含まれている場合があり、犬にとって有毒です。
  3. 玉ねぎやニンニク、ネギ:犬の赤血球を破壊することがあります。
  4. アボカド:種や葉に含まれるパーシンという成分が犬に有毒です。
  5. コーヒーやカフェイン:中枢神経刺激作用があり、犬にとって有害です。
  6. アルコール:犬にとって非常に危険であり、中毒症状を引き起こす可能性があります。

これら以外にも、脂肪や塩分が過剰な食べ物果物の種や芽、また、加工された人間の食品や甘味料、またグレープやレーズンなども犬にとって有害な食べ物です。犬に与える食べ物については、獣医師に相談することが大切です。

犬に是非与えたい食べ物は?

犬に是非与えたい食べ物は、以下のようなものがあります。

  1. チキンやターキー:加熱された無塩の鶏肉や七面鳥肉は、高品質のたんぱく質源として適しています。皮や骨は取り除いて与えてください。
  2. 野菜:例えば、人参、サツマイモ、かぼちゃ、ブロッコリーなどの野菜は、犬にとって栄養価の高いおやつとなります。ただし、アボカドや玉ねぎなど、一部の野菜は犬にとって有害なので注意が必要です。
  3. フルーツ:リンゴやブルーベリー、バナナなど、いくつかのフルーツは犬にとって健康的なおやつとなります。ただし、種や芽がある果物は与えないでください。
  4. ピーナッツバター(無塩、無砂糖):適量であれば、ピーナッツバターは犬にとって美味しいおやつとなります。ただし、キシリトールを含まないことを確認してください。
  5. 乾燥したスウィートポテトやカボチャ:自然な甘さがあり、犬にとって良い栄養源となります。

与える際には、新しい食べ物を導入する際には少量から始めて、犬がアレルギー反応を示さないかを確認しましょう。また、獣医師に相談して、犬に最適な食事プランを作成することも重要です。

大型犬と小型犬で、おやつに違いはある?

大型犬と小型犬におやつを与える際に考慮すべき違いがあります。以下がそれぞれの違いです。

  1. サイズと咀嚼能力:大型犬は通常、小型犬よりも大きな口や強力な咀嚼力を持っています。そのため、大型犬には小さなサイズのおやつよりも、大きなサイズのおやつや咀嚼に時間がかかるおやつ(例:牛皮のチューイーや大きめのドッグビスケット)が適している場合があります。
  2. カロリー摂取量:大型犬は通常、小型犬よりも多くのカロリーを必要とします。そのため、大型犬には高カロリーのおやつや栄養価の高いおやつ(例:高たんぱく質のおやつ)が適しています。
  3. 食べやすさ:小型犬は通常、小さい歯や口を持っているため、食べやすいおやつが適しています。また、消化器官も小さく、大型犬よりも消化が速いことがあります。そのため、小型犬には消化しやすいおやつが適しています。
  4. 体重管理:小型犬は体重管理がより重要であり、過剰なおやつの摂取によって肥満になるリスクが高くなります。そのため、小型犬には低カロリーのおやつや、食事の一部としておやつを与えることが推奨されます。

犬の個体差や特性に合わせておやつを選ぶことが重要です。最適なおやつの選択については、獣医師に相談することがおすすめです。

子犬に注意したいおやつは?

子犬に与える食べ物やおやつには注意が必要です。子犬は成犬よりも消化器官が未発達であり、また免疫システムも弱いため、特に以下の点に留意する必要があります。

  1. チューイングおもちゃやおやつ:硬いおやつやチューイングおもちゃを与える際には、子犬の歯が傷つかないように注意してください。柔らかい素材のものを選ぶか、子犬用の特別なおもちゃを利用してください。
  2. カロリーと栄養バランス:子犬は成長期にあり、適切な栄養が重要です。与えるおやつは栄養価の高いものであり、主食とのバランスを考慮してください。獣医師に相談して、子犬に適した栄養バランスを確保しましょう。
  3. 食品安全が確かか?:子犬に与える食べ物やおやつは、安全で清潔なものであることを確認してください。加工品や添加物が少ない自然な食材を選ぶことが理想的です。
  4. 食中毒のリスク:子犬は胃腸が敏感であり、食中毒のリスクが高い場合があります。与える食べ物は生肉や生卵、加工品などを避け、安全に調理された食品を与えるようにしてください。

適切なおやつの選択と与え方は、子犬の成長と健康に重要な影響を与えます。獣医師のアドバイスを受けながら、子犬に適した食事計画を立てることが大切です。

シニア犬に注意したいおやつは?

老犬に与える食べ物やおやつにはいくつかの注意点があります。老犬は代謝が低下している場合があり、また健康上の問題を抱えていることがありますので、以下の点に留意してくださいね。

  1. 低カロリーのおやつ:老犬は運動量が減少しているため、過剰なカロリー摂取による肥満を防ぐために低カロリーのおやつを選ぶことが重要です。
  2. 関節の健康をサポートするおやつ:関節の痛みや炎症を軽減するために、グルコサミンやコンドロイチンが含まれるおやつを与えることができます。
  3. 消化を助けるおやつ:老犬は消化器官の機能が低下している場合がありますので、消化を助ける食物繊維が豊富なおやつを与えることが役立ちます。
  4. 柔らかいおやつ:歯や歯茎の健康を考慮して、柔らかくて噛みやすいおやつを選ぶことが重要です。
  5. 獣医師の指示に従う:老犬は健康上の問題を抱えている場合がありますので、獣医師の指示に従い、与えるおやつの種類や量を調整することが重要です。

老犬に適したおやつを選ぶ際には、犬の健康状態や個々のニーズを考慮することが大切です。また、定期的に健康チェックを受けさせることも老犬の健康管理に役立ちます。

手作りのおやつをあげたい!おススメのおやつレシピ

手作りのおやつは、安全で栄養価が高く、犬が喜ぶものを作ることができます。以下はおすすめの手作りの犬用おやつのアイデアです!

  1. バナナとピーナッツバターの冷凍トリーツ:成形したバナナとピーナッツバターを組み合わせ、冷凍庫で凍らせます。犬はこの冷たいトリーツを噛むのが大好きです。
  2. カボチャとオートミールのクッキー:カボチャピューレとオートミールを混ぜて、クッキーの形に成形し、オーブンで焼きます。カボチャは消化を助け、オートミールは食物繊維を提供します。
  3. サツマイモの乾燥チップス:サツマイモを薄くスライスし、オーブンで乾燥させます。サツマイモはビタミンやミネラルが豊富で、犬に栄養を提供します。
  4. シリアルとヨーグルトの凍らせたキューブ:低糖のシリアルをヨーグルトに混ぜて凍らせ、小さなキューブ状にします。これは暑い日に涼しくリフレッシュするのに最適です。
  5. 鶏肉と野菜のジェラトー:鶏肉のブイヨンを野菜と一緒に作り、凍らせます。これは栄養価が高く、消化を助けるジェラトーとなります。

これらの手作りおやつは、犬が喜ぶだけでなく、栄養価も高いため、安心して与えることができます。ただし、新しい食材を導入する際には、犬がアレルギー反応を示さないかどうかを確認するために、少量から始めることが重要です。

おやつにバナナ?

はい、バナナは一般的に犬にとって安全で健康的なおやつの選択肢の一つです。バナナにはビタミンC、ビタミンB6、カリウム、食物繊維などが含まれており、犬にとって栄養価が高い食材です。

ただし、バナナを与える際には以下の点に留意してください

  1. 適量を与える:バナナは果糖が多く含まれているため、過剰摂取すると消化不良や下痢を引き起こす可能性があります。適量を守って与えることが重要です。
  2. 皮を取り除く:バナナの皮は消化しにくいため、必ず取り除いてから与えてください。
  3. 与える前に獣医師に相談する:犬が特定の健康問題やアレルギーを抱えている場合は、獣医師に相談してから与えることをおすすめします。

バナナは多くの犬にとって美味しく、栄養価が高いおやつですが、適量を守って与えることが重要です。

まとめ

おやつは愛犬にとって、とても楽しみな時間です。

躾やトレーニング、お出かけの時、お散歩の時、お家時間、お留守番を頑張った時など、おやつはご褒美としても活用できます。

せっかくあげるなら、愛犬の体にとって良いものを与えたいですよね⁈

せめて、危険な食べ物は覚えておいてください。他者から知らず知らずのうちに、危険な食べ物を貰う機会があるかもしれません。相手は知らないで、悪気なく、良かれと思ってくれようとしたのかもしれません。

その際は、犬には与えられない食べ物だということを、穏やかにはっきりと伝えましょう。

「お気持ちはありがたくいただきます!」と付け加えるのを忘れずに!

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