こんにちは!
保護猫、保護犬と暮らすプリオです。
保護猫を飼いたい!そんなあなたへ
最近では、保護猫をテーマとしたテレビ番組も数多く
放送されていることもあり、保護猫を家族として迎えたいという方も増えています。
それはとても喜ばしく、素晴らしいことです!
が…
保護猫を家族として迎え入れることは
それ相応の覚悟が必要です。
保護猫を迎い入れる覚悟とは・・・?
なぜなら、彼らも種族は違えど
私たち人間と同じ、地球上に生きる命だからです。
同じ命は一つとしてありません。
皆それぞれが違った個性を持った命なのです。
私達人間側からの視点、
見た目がかわいいから。
とか
リモートワークでうちにいる時間が増えたから。
とか
こどもが欲しがるから。
とか
そのような安易な気持ちでしたら
お互いのためにやめておいたほうが良いかもしれません。
ここであえて 安易 と表現するのは
それほど、一緒に暮らすことは簡単ではないからです。
ただ同じ家にいて
ご飯を出して
トイレの世話をして
手が空いたときに撫でる・・・。
では、一緒に暮らしていけません。
実際は綺麗ごとだけでは無いのです。
性格も懐きやすい子、一人が好きな子、抱っこが嫌いな子、夜中かまってちゃん、色々です。
それをこちらが選ぶことはできません。
一緒に暮らしてみて初めて分かることだからです。
実際暮らしてみて、
思った以上に手がかかる
とか
健康だと思ったら病気だった
とか
性格がうちには合わない
とか
そんなことで
やっぱりやめた
いらない
無理
なんてことは出来ません。
命ですからね。
ぬいぐるみじゃないんです。
飼育放棄なんて道はありません。
暮らしてみるとわかりますが
飼育とか飼うとかいう言葉は使いません。
種別を超えた家族ですから。
暮らすんです。生活です。
相手がどんな性格だろうと
どんな健康状態だろうと
どんな変な困った癖があろうと
一緒に人生を過ごすパートナーなんです。
念を押しますが・・・
何度も言いますが
放棄とか
投げ出すとか
いらない
とか
お金がかかるとか
無しです。
人間だって生きていればお金がかかります。
それと同じなだけです。
コロナ禍が過ぎ、あまりに安易に動物たちを受け入れた人たちが
手放す姿に正直驚きました。
動物たちは、モノではありません。
命です。
言葉が通じない分、気持ちを表情や鳴き声でくみ取ってあげる必要があります。
人間相手より観察眼が必要です。
そして、一緒に生きていく時間を過ごすことで
お互いが良き相棒となり
お互いがお互いの家族に、
かけがえのない愛すべき家族の一員となるのです。
彼らは、人間に文句も言わず、ひたすら私たちに無償の愛を注いでくれる
愛すべき魂の存在です。
一生を見守ることが私達の役目で責任
愛すべき彼らは、楽しい時も悲しい時も共に
時間を過ごしていく家族です。
病気やケガをすることもあるでしょう。
治療費もそれなりに掛かります。
健康な時でも、ワクチン代や健康診断も必要です。
一緒に出掛けたり、お留守番だったり
人生の様々な場面があるでしょう。
この子達が、旅立つ日まで
見守るのが私達家族の役目です。
辛くても、それが役目です。
虹の橋を渡り、空組になるまで
一緒に人生を歩む覚悟をもつこと。
冷静になって、今の自分の年齢も考えましょう。
愛すべき子をひとり残すようなことはしないで下さいね。
そして、彼らを見送るのは私たちの責任です。
私達人間の役割、役目だと思っています。
全てを受け入れる心の準備が出来たら、物理的準備
保護猫ちゃんを家族に迎える心理的準備が出来たら
次は物理的準備です。
ここでは、最初に必要となる最低限の物をご紹介します。
①猫トイレ容器と猫砂
これは色々なタイプのものが揃っています。
子猫の場合は、猫砂が小さめであると猫ちゃんが使用しやすいと思います。
トイレ容器自体は、小さめの子猫用もありますが
大人用サイズでもずっと使えますし何ら問題はありません。
猫砂はシステムトイレなどの形態に合わせて選ぶとよいでしょう。
②ケージ
最初はケージに入れて数日過ごします。
環境や空気に慣れるためです。
不慣れな場所は特に保護猫ちゃん自身も不安になりますので
安心していられる居場所が必要です。
夜にはケージの上からタオルケットや毛布など掛けてあげると
安心して寝れるでしょう。
最初のうちは、ケージの中でトイレもご飯も済ませるので
サイズを考えて購入またはレンタルされることをお勧めします。
③キャットフード&水
保護猫ちゃんの年齢(子猫の場合は月齢)に合わせたフードを用意します。
カリカリやウェットなどありますので、色々試して、好みの物を探してあげてくださいね。
お水はうちでは浄水をあげています。
④ご飯容器とお水の容器
容器は、陶器やプラスチックなどありますが、少し高さがある物の方が
食べやすく、飲みやすいです。
または、容器は普通の物で、容器を置く台を使うのもお勧めです。
⑤おやつ
コミュニケーションをとる手段の一つとしてチュールなどのおやつを
準備しておくといいですよ!
⑥おもちゃ
色々ありますが、ひも付きの物はひもが切れて誤飲しないかどうか
注意して下さい。
⑦ペットシーツ
最初のうちはケージに敷いたり、トイレの周囲に敷いたり
ご飯の容器の下に敷いたり、と
何かこぼしたり、粗相してもいいように
ペットシーツを使うのも便利です。
⑧健康診断とワクチン
これはかかりつけ医を持つことをお勧めします。
最初の健康診断は必須ですし、ワクチンも必要です。
不妊、去勢手術もすることも必要です。
自宅から無理なく通えて、評判のいい動物病院さんを探しましょう。
最後に・・・
覚悟を持って、保護された子と暮らす決心をしたら・・・
それはきっと人生に彩りが増えるでしょう。
純真無垢な子と一緒にいるだけで、
癒され、心が浄化される思いがします。
迎える決心をしたならば・・・
どうか幸せに…どうか幸せな人生を過ごして下さい。<m(__)m>
私は、保護した子達と暮らしていますが
本当に幸せです。
穏やかで癒された優しい時間が流れる
この子達と居れることが幸せです。
幸せは幸せを呼びます。
どうぞ輝く時間をお過ごしください。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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