困った!愛猫が家のあちこちにマーキングしてしまう

愛猫のマーキングに悩んでいる

縁あって、家に迎え入れた猫ちゃん。

子猫なら生後半年頃、成猫ならすぐにでも

去勢、または、避妊手術をすれば

マーキングや大声で鳴くということは

大体なくなると言われています。

確かにそうです。

が、個体差があります。

実際、うちの先住猫レオは保護してから一回も

マーキングや粗相したことはありません。👏

ですが…

うちの弟分猫の銀ちゃんは去勢手術を適切な時期にしたにも関わらず

マーキング癖がしっかり残りました。😭

これは、本当に私たち家族を悩ませました。

では、どうやって対処しているか・・・を

ここではお伝えしたいと思います。

同じように、愛猫のマーキングに悩んでいる方の

何か参考になれば幸いです。

去勢手術したのに

銀ちゃんは生後1か月半位で保護しました。

健康診断に連れて行き、

予防注射などを予定通り済ませていきました。

そして6か月に入った頃、早めに去勢手術をすることになりました。

先住猫のレオ同様、これで安心。

と思った私達でした。

ところが、ある日、銀ちゃんがそわそわしている様子でした。

そして、見つけたんです。

粗相した痕跡を…。

最初は、子猫だし、まあ1回くらいはね粗相するよね。

なんて楽観的に構えていた私たち家族でした。

ところが・・・

去勢手術したのにも関わらず、毎日のようにマーキングをするなんて・・・

去勢手術した時期が春前だったにも拘らず、銀ちゃんは家のいたる所に、マーキングを始めました。

春に差し掛かり、銀ちゃんのマーキングは益々拍車がかかりました。

私は毎日仕事から帰ると、家じゅうの柱やドア、廊下を拭いて回りました。

猫の匂い消しスプレーもシュッシュして、拭いたところは自分でもクンクンと匂いを嗅いで

人間の私からすれば、無臭になるまで拭きました。

困ったことに、マーキングは布団にまで及んだ・・・

毎日、銀ちゃんのマーキングの拭き掃除に格闘していた私ですが、こんなにマーキングするなんて

本当に手術したよね?うん、したよ・・・。と思ってしまうほどでした。

それが、落ち着くことを願っていたある日、寝室の布団が濡れていたんです(; ・`д・´)

えぇっ?!まさか・・・・・・・・・・

クンクン・・・

ガーン😨

銀ちゃんのマーキングの匂いが💦

もう、大慌てで布団を抱え、コインランドリーに走りました🚙💦

それからというもの、家族中の布団の上でわざわざマーキングするようになってしまったのです。

困り果てて、獣医の先生に相談に行ってみました

もう、どうしたらいいのか分からず、獣医の先生に相談に行きました。

部屋のドアをすべて閉めなければならなくなったこと、

先住猫レオは自由に行き来していた家の中が、ドアが閉まったため、自由に行き来できないようになって

ストレスが溜まっていること、

仕事から帰ってきて、毎日のようにコインランドリーに行っていること

などを話し、どうしたらいいか相談しました。

そこで先生からのアドバイスは、羽毛布団の匂いが気になるのかも知れないから

羽毛布団を違うものに変えてみては?ということでした。

残念なことに、去勢手術しても、こういったマーキング(スプレー)行動が残る子はいるとの事。

私は羽毛布団は諦めることにしました。

羽毛布団からポリエルテルの布団へ

私以外の家族は、各自自分の部屋でドアを閉めて、引き続き羽毛布団で寝ることに。

私は猫と寝ていたので、今更別々になると、先住猫レオのストレスがMAXになるので

羽毛布団は諦めて、ポリエルの布団に変えました。

すると、どうでしょう。

銀ちゃんが布団にマーキングする回数が激変しました!

やはり、羽毛の匂いとあのフワフワ感が、そわそわさせていたのでしょうか?

それでもやっぱりマーキングする・・・

その後、布団にしなくなったので、コインランドリー通いはなくなったものの

柱やドア、壁の端にマーキングスプレーするのは変わりませんでした。

ここで、匂いで落ち着かせる猫用のグッズを試してみた

知人から聞いて、コンセントにさして猫が落ち着く匂いを出すアロマ器具のようなものを

教わり(ここではあえて商品名を出しませんが)、それなりの値段がしたけれど試してみることに。

すると、コンセントにさした途端に、銀ちゃんは匂いを嗅ぎに来ました。

お!これはいいのかも?

と期待したものの、マーキング行動はほぼ変わらずじまいでした。

家族会議に・・・

油断して部屋のドアが開いていると、やっぱり布団にスプレーされ、

家中あちこちにマーキングするあまり、拭いても拭いても💦という状態でした。

余りにも大変で、私がへとへとになった頃、オットは冷たく言い放ちました。

「あいつを外に出せ」

「外で飼えばいいだろ」

は?今なんて?正気?

後始末を毎日しているのは私ですけど?

手伝わないあなたがそんなこと言うのは

いや違う!そんなこと言うあんたの人間性を疑うわ(# ゚Д゚)

こうして大喧嘩となったわけです。

セカンドオピニオンへ

もう困り果てた私は、再び獣医の先生に相談に行きましたが、これ以上できることもないので諦めて生活するしかない、と言われました。

これでは、家庭崩壊…。

私は、ダメ元で、セカンドオピニオンを探しました。

何かもう藁をもつかむ気持ちで。

知人のかかりつけ医だった動物病院を紹介してもらい、受診しました。

ちなみに、銀ちゃんはキャリーバッグに入れられない(そもそも抱っこが苦手でできない)子。

電話したら私だけでいいと言ってもらえて、相談に行きました。

30分以上じっくり話を聞いてくれた先生😭

先生は「そういう悩みで来られる方は実は多いんですよ。大袈裟でもなんでもなく、

家族崩壊の危機に面するような重大なことなんです。大変かと思いますので、飲み薬を出しましょう。

この薬は出さない先生もいらっしゃいますが、銀ちゃんには必要だと思いますので、これを飲んで

様子を見て下さい。

警戒心が強い、キャリーにも入らない、抱っこも難しい、そういう子は

その子自身も生きにくいんです。大変なんです。

おそらく元々セロトニンを必要量作れないタイプかもしれないです。

という先生のお話。

こうして、クロミプラミンという薬を処方して下さいました。

飲み薬を銀ちゃんに飲ませてみたら・・・?

薬をおやつに包んだら、銀ちゃんはすぐ食べました。

するとどうでしょう。

あれほど挙動不審だった銀ちゃんが落ち着いてよく眠るようになりました。

その後、あれほど私たちを悩ませた銀ちゃんのマーキング行動はピタリと止んだのです。

先生!ありがとうございます!!!(泣)

これで私達落ち着いて生活していけそうです。

経過

その後、銀ちゃんは毎日この薬を飲んでいますが、安定して暮らしています。

愛猫のマーキング、スプレー行動に、もう悩みに悩んで困り果てている方に

何かのお役に立てたら幸いです。

愛らしい子達、まるまる受け止めていくことの大変さを身をもって知った出来事でした。

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